趣味に冒険を！

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僕の趣味と言えば音楽を聴いたり本を読んだりぐらいのものだ。

その趣味と言えるものすらも今ではしなくなっている。

音楽はなんとなくバックで流す程度だし、本は必要なものだけを楽しむこと読んでいるだけだ。

以前は本や音楽や映画なんかの世界にどっぷり浸ることもあったが、

今では、役に立つか役に立たないかでしか見たり読んだりするものを判断しなくなってきている。


このあいだテレビを見ていて、俳優の梅宮辰夫が釣り船にのって海に出て釣りをしていたのだが、

大海原に飛び出す釣りというのはなんてダイナミックなんだろうとちょっと感心してしまった。

やっぱり普段とはちがう環境で自然を感じたり、開放的な気分になれるようなことをしてこそ趣味といえるんじゃないかと思う。

いやまあ趣味っていう言葉にこだわる必要はなくて、ただ遊びというものをちゃんとやれればいいってだけなんだけど、

自分の生活にもっとダイナミズムを吹き込まないと、だんだん自分というものを小さなものとして感じるような気がするんだよね。

自分の世界を小さなものと感じてしまうのは、小さく生きてしまっているからなのかもしれない。

人生の転機に大胆な行動をとれるかどうかは、実は普段の行動にかかっているのかもしれない。

毎日同じ道を通って同じ場所でばかり生きている人は自分の望みを叶えるための行動にでるときに、足が震えて動き出せなくなってしまうかもしれない。

そうならないようにちょっと冒険をしてみた方がいいのかも。

冒険を趣味にしてみようか。


はじめは今の趣味に冒険の要素を加えていくだけでいいのかもしれない。

たとえば本が趣味なら、本を買うために近くの本やとかネット通販とかじゃなくて、ぜんぜん行ったことのない遠くの本屋まで行くとか。

音楽が好きなら、とにかくライブに足を運ぶとか、まったく知らないミュージシャンのライブに行ってみるとか。


インドアの趣味に外出させる要素を加えるというのもかなりいいのかもしれないと思う。

自分のこだわりを追い求めて海外に出るっていうのも良いかもしれない。

海外に旅に出ると、いろんなことを自分で手配しなくちゃならないし、スリに気をつけたりなんだかんだで気が張ってすごく刺激になるという話を聞いたことがある。

同じようなところで同じような毎日を送っていると生存本能が弱まり、生きる気力も弱くなってしまうのかもしれない。


生存本能を取り戻すような冒険を自分からどんどんやっていこうと思う。（たまにね）

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